方士徐福伝説の蓬莱の島
祝島は、伊予灘と周防灘の接点附近に位置する周囲12キロ、人口約700人の島で、昔から、瀬戸内海を、行き交う船の安全を守る神霊の島として崇められてきた。このことは”草枕 旅行く人を伊波比島 幾代経るまで斎ひ来に けむ ”と、万葉集にも登場することから奈良時代からすでに海上交通の要所であったと思われる。 祝島の名の由来であるが、「祝」という語は古代以来の神職の名称の一つ、”ほうり”とも言い、
島の伝統として、山口県指定無形文化財に指定されている「神舞」が4年に一度開催される。この祭りは、九州(国東半島)から、海を渡る御輿として注目されている。(次回は平成24年8月) 伝承によると今から1100余年の昔、仁和2年8月、豊後伊美郷の人々が山城国石清水八幡宮より分霊 を奉持して海路下向中、嵐に会い祝島三浦湾に漂着し た。 左は平成12年のポスター
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