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お善鬼様の伝説
白馬・青鬼集落
交 通 上信越自動車道・長野インターよりオリンピック道路
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鉄道 JR大糸線白馬駅下車 車20分
所在地 長野県北安曇郡白馬村青鬼
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松本からのどかな安曇野の高原を通り、北へ昇ると青木湖のあたりで高瀬川が姫川に変わる附近で分水嶺となり、流れは日本海へそそぐ、糸魚川まで30・のところに白馬村はある。
白馬はアルプスの街と称されるように雄大な白馬連峰のパノラマを身近に仰ぐことが出来る。
白馬は冬期オリンピックの開催地でもあり、交通の便もよく多くのスキーゲレンデがある。
八方ゴンドラはリフトを乗り継ぎ標高1830メートルまで登り、万年雪の白馬大雪渓遊歩道は行ける。
左の写真は青鬼集落の棚田から見た白馬の町なみである。
この附近の棚田は
日本棚田百選
にも選定されている。
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ゲレンデの多い白馬の町から姫川を挟んだ対岸の南斜面の山裾に
重要伝統的建造物群保存地区に指定されている「青鬼集落」がある。
青鬼集落の東側には、物見山や八方山があり、背後の北側には、岩戸山(1356・)があり南から西に開け日本アルプスの山々を眺望出来る、明るい集落である。
集落内には、縄文時代中期・後期の善鬼堂遺跡・番場遺跡があり古くから人々の生活の場であったことがうかがえる。
1860年頃3・に及ぶ「青鬼上堰」開削が行われ水田が開かれた。
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伝統的建造物群の内、主屋は江戸時代後期から明治時代に建築された茅葺き(現在は鉄板被覆)の大型の民家が14棟残され現在も居住されている。これらの民家は、平屋の建物と表側に中2階を造る建物がある。正面の軒を”せがい造り”とし、特に中2階の建物では、屋根の正面を”かぶと造り”にして、2階の壁面を白壁と化粧貫の意匠で統一している。
又、伝統的な土蔵、蔵が7棟あり、こららは、火災を考慮し主屋からは少し離れて建築されている。
集落の上部には、青鬼神社ががあり、又、集落の周りには「向麻石仏群」、「阿弥陀堂石仏群」など多くの石仏・道祖神があり、この地域独特の景観を造りだしている。
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白馬は、松本から日本海側の糸魚川にかけて、かっては
「塩の道」(千国街道)と呼ばれた沿道である。全長約120kmに及ぶ塩の道は、かつて番所が置かれた千国から親ノ原の近くの松沢にかけて石畳の道や石仏など街道の跡がよく残り、千国の源長寺
から松沢までの6kmがハイキング道として整備されている。牛
方宿や牛つなぎ石など往時の塩輸送の様子がうかがわれ興味深
い。JR南小谷(おたり)駅近くには小谷村郷土館があり、街道
関係の資料も多い。
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