雲仙 国見町 神代小路

           n所在地   長崎県雲仙市国見町
              交 通   鉄道・島原鉄道 神代町駅下車10分
                 車  長崎自動車道諫早 I.Cより国道251号線を約40分

 

神代小路(こうじろくうじ)
鍋島邸を中心とした東西約250m、南北約450mの一体は、江戸時代の町割りや道路・水路がそのままでまるで別世界です。
この地は、古くから、島原半島と佐賀方面を結ぶ海上交通の要衝であり、神代氏が治めていました。16世紀後半、豊臣秀吉の九州平定により龍造寺氏とともに神代氏は歴史から姿を消しました。変わって明治まで佐賀鍋島藩の神代領となりました。4代目領主・鍋島嵩就(なべしまたかなり)が、整備したまちなみが整然と調和して美しさを保っています。



鍋島邸庭園
庭園面積は約3,000uあります。
藩政時代は池泉式の庭園でしたが、大正7年
に長崎の造園家、中川仙吉氏によって庭園鑑賞を目的とした回遊式の枯山水庭園として作庭され
ました。築山には高木の榎、クロガネモチ等が覆いがぶさるように茂り深山の趣を持つ。斜面は地形を利用した立体的構成となっております。
亜熱帯性の大きな果肉植物がモニュメンタルな異彩を放っておりました。
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鍋島邸。神代小路地区の中心となる建物で、領主・鍋島氏の陣屋跡です。(重要文化財指定)。
入口には、元禄期に建てられた約30mの石垣とそれにつづく長屋門が迎えてくれます。門を抜け畳屋を抜けると、枯山
水の庭園があり、高台の鶴亀城二の丸まで続いています。

御北(おきた)と呼ばれる元禄期の建物に、明治〜昭和の近
代和風の書院座敷が相まって、旧領主の邸宅にふさわしい威厳を放っています。
主屋前には大正時代に植えられた緋寒桜があり、2月〜3月頃は屋敷を華やかに彩っています。一方、庭園奥には見事なしだれ梅やツツジが植えられており訪れる観光客を楽しませてくれます。

 

神代小路の武家屋敷町に際立った特徴に生垣があります。一般的に生垣は上部を下部より狭くして安定感と多少成長した時でもアンバランスにならないように剪定・刈り込みをしますが、ここでは、下を狭く上部を広く刈り込んでいます。
それによって武家屋敷独特の格式が感じられます。
また、練塀と笠置を模した刈り込みをした生垣も見られました。